根っこの治療って何をしているの?

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皆さんは、歯が酷く痛んで歯医者から「神経を抜きましょう」と言われたことはありませんか?この神経を抜く治療は「抜髄」と呼ばれ、歯の根っこの治療の一つです。
根っこの治療は、根管治療もしくは歯根治療と呼ばれます。時に、日を置かずに何度も歯医者に通わなくてはならなかったり、一回にかかる治療時間は数分のみだったりと、一体根っこの治療は何をやっているのだろう、と不思議に思う方は少なくないのではないでしょうか。
ここでは、根管治療(歯根治療)について詳しくみていきます。

○治療の内容
根管とは文字通り歯の根の管のことですが、具体的には、歯の根の中にある歯髄(神経や血管をあわせた総称)が通っている管のことを言います。では具体的にどのような治療が行われるのでしょうか。
・根管洗浄
重度の虫歯によって、神経にまで虫歯が到達した時には歯髄を抜いてしまう抜髄治療を行います。また、根管治療を以前施したことがあるにもかかわらず、再度根の治療が必要になった場合は、それまで詰めていた薬剤を取り除く作業から始まります。
歯髄や以前入っていた薬剤を取り除いた後は根管の中を消毒します。根管の中は細菌によって汚染されており、その汚れをこすり落とす必要があります。これらの治療工程でしっかりと細菌を除去しないと、その細菌がまた増殖してしまい完治が遅れる原因になります。

・根管貼薬
根管洗浄で根管の中を綺麗にした後、消毒薬を入れて蓋をします。ここで入れる消毒薬は、次に来院して治療するまでの間の措置なのですが、この根管貼薬はその後の回復に非常に重要な役割を持っています。
というのも、根管洗浄で根管の中にある大方の細菌を除去することができるのですが、それでもわずかな細菌が残ってしまうのです。ですから、残った細菌を確実に死滅させる目的で根管貼薬を施します。
もう一つ、根管貼薬には大切な役割があります。それは、僅かに残ってしまった細菌が悪さをする空間を与えない、すなわち、細菌が活動する空間を薬で埋めてしまう役割も果たします。
通常は、週に1,2度の治療が必要になりますが、時に数カ月の単位で治療が必要になる場合があります。この根管貼薬を怠ってしまうと、根の先で増殖した細菌に感染し、再治療になってしまいます。また、再治療はたいてい治療が大変になることが多い傾向にあります。
あいおいクリニック皮フ科歯科アトレ目黒では当然のことながら、根管洗浄・根管貼薬の際にも慎重に慎重をかさねて治療してまいります。

・根管充填
根管貼薬を何度か施した後、根管から細菌が除去されてきれいになり、痛みや違和感がなくなった状態になれば、根管に充填剤と呼ばれるものを詰めていきます。この治療を根管充填と言います。前述のとおり、細菌が活動する空間を残しておけば、せっかくきれいにした根管の中に新たに細菌が入ってしまい、その細菌が増殖してしまうので、充填剤を詰めて根管を封鎖し細菌が活動できない状態にします。

○根管治療で気を付けること
・治療中に細菌が侵入することを避ける
根管治療中に細菌の温床である唾液や歯垢が治療中の根管に入ってしまうと、その細菌に感染して痛みや再発といったトラブルが起きてしまいます。治療には、根管の中に細菌の侵入を防ぐための道具を使用します。

・根管の形を整える
通常、根管の形はきれいな丸ではなく、いびつだったり複雑な形をしていたりします。そうすると、前述した根管を洗浄する際やお薬を入れる際、また充填剤を詰める際の支障になってしまいます。できる限りスムーズな治療が施せるように、根管の形を整え必要に応じて根管を拡げる作業をします。

・神経、細菌の取り残しがないようにする
そもそも、炎症を起こす原因となる細菌や神経そのものをきちんと除去しておかないと、再発したりいつまでも治療が終わらなかったりという結果を招きます。従って、時間がかかっても確実に汚れを取り除くことが重要です。

・薬や充填剤を先端までしっかり詰める
せっかくきれいにした根管も、薬や充填剤の入れ方が甘いとまた細菌に感染してしまいます。従って、細部まで慎重にかつ厳密に薬や充填剤を詰めて細菌が活動できる空間を排除しなければなりません。

いかがでしたか?
歯の根の治療期間は長いなと思っていた方は、この記事で根管の状態をベストな状態に保つ重要性が少しおわかりいただけたでしょうか。あいおいクリニック皮フ科歯科アトレ目黒では、根管治療に入る前はもちろん、治療途中にもしっかりとご説明させて頂きます。 患者様の不安を少しでも取り除きながら、再発しないよう確実な治療を進めてまいりますので、どうぞ安心して治療をお任せ下さい。

 

 

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カテゴリ:むし歯, 歯医者

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