むし歯は自然治癒するのか?

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風邪をひいた時、皆さんはすぐに病院に行きますか?栄養のあるものを食べて、もしかしたら家に常備しているお薬を飲んで、安静にしていれば良くなるときもありますよね。軽い腹痛や頭痛などは、ゆっくり休めばそれで治ることもあります。
そんな「自然治癒」が虫歯にもあればいいのに、と思ったことがある方は多いのではないでしょうか?

歯医者さんで治療してもらうしか治す方法がないと思われがちな虫歯も、実は「自然治癒」しているのです。

〇歯の自然治癒ってどういうこと?

実は、歯の自然治癒はどんな人にでも常に起こっている現象です。
食事をした時の糖分を餌にして虫歯菌が酸を作り、その酸によって歯の表面のエナメル質から、カルシウムやリンが溶け出してしまう現象を「脱灰(だっかい)」と言います。これは食事をするたび常に起こっています。
カルシウムやリンは唾液にも豊富に含まれています。そのため、時間が経つと唾液から歯の表面に補充されて歯が修復されていきます。これを「再石灰化」といいます。
このように、口の中では常に脱灰と再石灰化が繰り返されており、この再石灰化が自然治癒と言えるのです。

〇自然治癒できる虫歯の種類

どんな虫歯でも自然治癒ができるわけではありません。
虫歯は進行度によってC0~C4までの5段階があります。自然治癒ができるのは、このうちのもっとも初期の段階であるC0の場合のみです。
C0は歯の表面が白く濁っていて透明感がなくなっていますが、穴は開いていない状態です。まだ虫歯ではありませんが、放っておくと虫歯になってしまいます。この時点ならば自然治癒が可能なのです。

〇自然治癒を促進させるには?

歯の脱灰を促進させる要因を減らし、再石灰化を促進させる要因を増やします。具体的にはどんな方法があるのでしょうか?

●歯垢を取り除く

歯の脱灰は口の中が酸性になることによって進みます。
酸を作り出す虫歯の原因菌は歯に付着している歯垢の中にいますから、この歯垢を除けば良いのです。

歯ブラシだけでは歯と歯の間の歯垢を完全に除くことは難しいので、デンタルフロスも併用しましょう。
歯の正しい磨き方は、その人の歯並びなどによって一人ひとり違います。あいおいクリニック皮フ科歯科アトレ目黒では、その人に合った歯の磨き方指導もしています。

●フッ素を塗る

フッ素は歯の再石灰化を促進する成分でもあります。フッ素入りの歯磨き粉を使ったり、歯磨き後にジェルタイプのフッ素を歯に塗ったりすると効果的です。

●キシリトールガムを噛む

キシリトールは虫歯菌が食べても酸を作ることができない糖です。虫歯菌の成長や増殖を抑制することができるため、虫歯菌を減らすのに役立ちます。

●リカルデントガムを噛む

リカルデントは、歯のエナメル質にリン酸カルシウムを取り込みやすくし、再石灰化した歯の酸に対する抵抗力を高めるという働きがあります。

●間食の回数を減らす

脱灰は食事のたびごとに起こります。ちょっとした間食でも同様ですので、間食を控えるようにしましょう。また間食をするなら、だらだらと食べ続けるのではなく時間を決めて食べるようにしましょう。

●就寝前に食べない

睡眠中は唾液の分泌が減って、再石灰化が起こりにくくなります。寝る直前に食事をすると、歯の脱灰が進み続けることになります。就寝前に歯を磨いたら、それ以降は飲食をしないようにしましょう。

いかがでしたか?
虫歯でもごく初期の段階なら、自然治癒することができます。
しかし虫歯が本当に治っているのかどうかは、歯科医で確認してもらう必要があります。自己判断することなく、定期的に歯の検診を受けましょう。
あいおいクリニック皮フ科歯科アトレ目黒では、歯の定期検診を行っています。

 

 

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カテゴリ:むし歯、歯の痛み, 歯医者

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